都立入試で英語の「話す」テストも導入予定
2021/06/03
現在、都立高校入試の英語の問題は「リスニング=聞く」「リーディング=読む」「ライティング=書く」の三つの要素で構成されています。
令和5年度の入試からは「スピーキング=話す」テストの導入も予定されています。
導入に先立ち、東京都教育委員会は令和2年10月から12月にかけて、公立中学校101校を対象としたプレテストを実施しました。
都教委のホームページには、プレテストの問題が掲載されています。
与えられた英文を読み上げる問題が2題、英語の質問を聞いて英語で答える/英語で意図を伝える問題が4題、ストーリーを英語で話す問題と自分の意見を述べる問題がそれぞれ1題ずつ出されました。
タブレット端末とイヤホンマイク、防音用イヤーマフを使用し、解答音声を録音する方法が採られました。
令和5年度の入試からと申し上げましたが、スピーキングテストは筆記試験と同時に行うわけではありません。
令和4年の秋、入試に先行して実施し、その結果を入試に活用する予定です。
導入されるとなると現在中学2年生が受験する年からとなります。
学校の授業で「話す力」をどう養っていくのか注視したいですね。