高校入試で出る関数の問題とは…
2021/07/14
都立高校にしろ私立高校にしろ、数学の入試で必ず出るのが関数の問題。
どんな問題が出るのかというと、関数と図形を融合した問題です。
中1で比例・反比例を学んだ際や、中2で1次関数を学んだ際に、学校の授業で少し触れたと思います。
中3の皆さんはこの夏休み、1次関数と図形とを組み合わせた問題の演習に取り掛かりましょう。
もちろん入試レベルの問題に挑戦するのは時期尚早です。
まずは基本的な問題から手を付けましょう。
基本的な問題には次のようなものがあります。
①座標平面上に描かれた三角形の面積を求める
②座標平面上の三角形や平行四辺形の面積を2等分する直線の式(1次関数の式)を求める
③座標平面上のある線分の長さを求める
余裕がある方は、是非、等積変形を使う問題に挑戦してください。
等積変形とは、底辺を共有する三角形は高さが同じであれば、形が異なっても面積は同じという理屈です。
2021年度の都立高校入試では、まさに等積変形を使って解く問題が出ました。
この先、中3受験生の大半がVもぎやWもぎを受けると思います。
それらの模試では関数と図形の融合問題が必ず出るので、そろそろ準備を始めてください。