英語の「話す」テストを都立入試でも実施
2021/09/27
東京都教育委員会は、現在の中学2年生が受験する2023年度の都立高校入試から、英語のスピーキングテストを導入すると発表しました。
都立志望者の大半が受験する前期日程では、現状は5教科の筆記試験が700点満点、学校の成績に基づく調査書点が300点満点の計1000点満点となっています。
これにスピーキングテストの20点満点を加えて計1020点満点となります。
都教委の監修で作成されるスピーキングテストは「ESAT-J」と呼ばれます。
AからFまでの6段階で評価し、A評価は20点、Bは16点、Cは12点、Dは8点、Eは4点、Fは0点。
最初のESAT-Jを2022年11月に実施する予定ですが、これを受けられない生徒が不利にならないような措置も設けます。
英語筆記試験の結果から仮のESAT-J点を算出して総合得点に加えるというものです。
都教委はこれまでスピーキングテストの予備試験を行ってきました。
予備試験の問題は公開されていますから、都立志望の中学生はチェックしておくとよいでしょう。