都立高入試、性別に関係ない定員枠を拡大
2022/10/11
都立高入試、性別に関係ない定員枠を拡大
都立高入試、性別に関係ない定員枠を拡大
都立高校の入試は男女別に定員が設定されています。
47都道府県で男女別の定員を設けているのは東京都だけ。
性別で合格しやすさに差があることは不公平と指摘されています。
そこで東京都教育委員会は、令和4年度入試から男女の区別がない定員枠を増やしました。
108校全てにおいて、前期一般入試の定員の1割は男女の区別を設けずに募集しました。
来年2月に行われる令和5年度入試では、この枠を定員の2割に増やします。
どちらかというと、女子が不利になる場合が多かった都立高校入試。
不合格になった女子の点数より、合格した男子の点数の方が低いという高校が少なくありませんでした。
性別無関係の定員枠が拡大されることで、こうした不公平がかなり解消されそうです。
東京都教育委員会は、将来男女別の定員を撤廃することを視野に検討を続けています。