都立入試ではどんな問題が出る?【英語】
2021/06/05
都立高校の英語の入試問題には大きな特徴があります。
語句を正しい順番に並び替えて英文を完成させるといった文法問題は出題されません。
長文をたくさん読まされ、内容が理解できているかを問われる問題が主です。
「読む力」を重視していると言えます。
出題形式は以下の通りです。
大問題1はリスニングです。
うち問題Aは、短い会話文を聞いて四つの選択肢から質問に適したものを選ぶ形式で3問出ます。
問題Bは少し長めの英文を聞かされます。
質問1は四択問題、質問2は英文を書いて解答します。
大問題2の前半は、図や表を見ながら2人が会話している英文を読んで答える形式。
四択問題が2問出ます。
後半は、登場人物の一方が相手に送ったメールを読んで答える形式。
四択問題が1問と、三つの英文でメールへの返信を書く問題が出ます。
大問題3は会話文の読解。
留学生を交えた中学生3~4人が、学校生活を中心に会話している文を読みます。
そして会話の中身が理解できているかを問う四択問題が5問出ます。
次いで本文の内容と合うように、英文の空欄に単語を入れる四択問題が1問出ます。
最後は登場人物の一人の日記を読んで、空欄に入れる単語の正しい組み合わせを四つの選択肢から選ぶ問題です。
大問題4は物語文の読解。
本文の流れに沿って四つの英文を並べ替える問題が1問出ます。
その他は本文の内容が理解できているかを問う四択問題で6問出ます。
大問題2の英作文は12点の配点で部分点があり、その他の問題はすべて1問につき4点です。