中学受験、小6の夏からでは遅すぎる?
2021/07/07
公立の中学校へ進む予定だったが、ふとしたきっかけで急に中学受験を思い立つ――。
ときどき、こうした小学6年生に出会います。
「夏休み目前の今から準備して、果たして中学受験に間に合うのだろうか」という相談を受けることがあるのです。
結論から申し上げると、“条件付き”で間に合います。
その条件とは、目指す中学校のレベル次第ということ。
さすがに難関校に合格するのは難しいです。
しかし、中堅以下の中学校で、国語と算数の2教科での受験なら勝算はあります。
もう少し詳しく述べると、首都圏模試センターの偏差値表で50未満の中学校です。
こうした中学校の入試問題、小学校でまったく習わない内容ばかりではありません。
例えば算数では特殊算と言われるものはが、そう多くは出題されません。
英才個別学院梅島校で昨年の夏休みから受験勉強を始めた小6の生徒2人は、どちらも第一志望校に合格しました。
ただし志望校をきっちりと定めて入試問題を吟味し、時間を無駄にしない学習スケジュールを立てて勉強する必要があります。