どうしたら英語長文を速く読めるか
2021/07/31
都立高校にしろ私立高校にしろ、英語の入試問題で大きな比重を占めるのが長文読解です。
しかし、長文読解が苦手な中学生は多いです。
その原因は明らかです。
辞書を片手に初めて見る英文を訳すということが、今の中学校ではあまり求められません。
英和辞典を持っていない生徒、持っていても引いたことがない生徒、いずれも珍しくないのです。
受験生であれば文法の勉強も大切ですが、並行して長文読解に取り組む必要があります。
英語長文読解を指導していて、初めのうちは「全然訳せない」という生徒が相当数います。
英文の読み方が身についていないからです。
基本的な日本文の構造は、最初に「~は」「~が」という主語がきて、最後に「~だ」「~する」に当たる述語がきます。
対して英文は最初に主語がきて、そのすぐ後ろ動詞=述語がくる構造です。
この構造の違いを意識し、「~は」「~する」「~を」という具合に頭から訳しましょう。
もちろんどこまでが主語か、動詞はどれかが分かっていないと訳せませんから、単語、特に動詞を覚えることが重要です。
英才個別学院梅島校では、どこまでが主語でどれが動詞かを区切ったうえで頭から英文を読む練習をしています。
スラッシュリーディングといいますが効果は絶大です。