私大で目立つ「入学金ダウン、授業料アップ」
2021/09/09
旺文社教育情報センターは2021年度における大学の学費平均額を調査。
詳細をホームページにアップしました。
私立大学では、前年度に比べて入学金が下がったものの授業料がアップし、結果として初年度納入金もアップという傾向になりました。
私立大学平均では入学金が26万2026円、授業料は95万8749円、初年度納入金は164万5516円です。
学部別では「医療関係」「芸術」「理系」「体育/家政」「文系」の順に、初年度納入金が高くなっています。
旺文社教育情報センターのホームページには、さらに細かく学問分野別の平均額も掲載されているので参考にしてください。
一方、国立大学の入学金と授業料は、文部科学省令で標準額が決められています。
標準額は入学金が28万2000円、授業料53万5800円、初年度納入金81万7800円です。
ほとんどの国立大学が標準額を採用していますが、千葉大学と東京医科歯科大学、東京藝術大学、東京工業大学、一橋大学は標準額以上となっています。
公立大学は地域内出身者と地域外出身者で納入額が異なる場合がほとんどです。
地域内の場合、平均の入学金は22万1144円、授業料53万3607円、初年度納入金83万6555円。
地域外だと入学金38万4699円、授業料53万3451円、初年度納入金99万8543円です。