地理で求められるのは考察力
2021/08/04
都立高校の入試の社会では、地理が4割、歴史と公民が3割ずつ出題されます。
中学3年生の皆さんは、とっくに地理を習い終えていると思います。
受験勉強は地理から手を付けましょう。
社会は暗記科目と思われがちですが、地理に関しては少し様相が異なります。
もちろん知識は必要ですが、知識を詰め込んだだけでは対応できません。
都立高校の入試では、山地や川の名称を答えるといった一問一答形式の問題を見かけません。
時差の計算や地形図の読み取り、表やグラフなど資料を読み取る問題がほとんどです。
例えば、47都道府県の地形上の特徴や主な産品といった知識を頭に入れておいて、表やグラフからどの都道府県かを読み取るといった問題が出ます。
求められるのは考察力。
与えられた資料から読み取る演習が不可欠です。
表のデータから計算しなければんらない問題も出ますから、そうした演習も積みましょう。
都立高校の入試、地理に関しては教科書には載っていないマニアックな問題も出ます。
過去問を見て、どんな問題が出たのか今から確認しておいてください。